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創業6周年を迎えて─ 株式会社Clear 代表・生駒インタビュー

2019.02.8

創業6周年を迎えて─ 株式会社Clear 代表・生駒インタビュー

2019年2月7日、株式会社Clearは創業6周年を迎えました。これはひとえにサービスをご利用いただいている方々、関係者の方々によるご支援・ご協力の賜物です。本当にありがとうございます。

私たちは事業の成長フェーズを向かえた現在を「第二創業期」と捉え、日本酒の魅力を国内外により広く伝えるべく、今後さらに事業を拡大していきます。昨年7月には新事業プレミアム日本酒ブランド「SAKE100」をリリースし、10月には7,500万円の資金調達を実施。同年12月には、2013年から運営している日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」が、これまでの最高記録を大幅に更新する月間72万PV(閲覧数)/32万UU(読者数)を達成しました。

第二創業期として、新たなフェーズに向かうClearの”これまで”と”これから”を紹介するため、弊社の代表・生駒龍史に話を聞きました。

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─ まずはじめに、創業から6年を経た率直な気持ちを聞かせてください。

まずは有形無形問わず、弊社をご支援いただいている皆様への感謝の気持ちを伝えたいです。
自分ひとりではここまでやってこれませんでした。歳を重ねるごとに、人の力を実感しています。

─ この6年間で、自身のなかで変化したことはありますか。

創業時と比べて視座が高くなり、志が大きく変化しました。これが一番大きいと思います。設立当初から日本酒の事業でやっていこうと決心していたものの、自分自身も会社も、大きな絵を描ける実力や経験、余裕がありませんでした。しかし現在は、国内外問わず世界中に向けて日本酒の情報や商品を提供し、より多くの方々の生活の豊かさに貢献したいと考えています。

変化のきっかけは何だったのでしょうか。

SAKETIMESの運営を通して日本酒業界の変遷を追いながら、メーカーをはじめとする関係者の方々と話しをさせていただいたことが大きな要因です。
多くのインプットを得た結果、 「社会に対してどんな提案をすべきか」「日本酒を通じたイノベーションとはなにか」「世界一の日本酒企業とは何か」など、大きなテーマを考えられる視座の高さを得ることができました。

株式会社としての大きな変化はありましたか。

ベンチャーは社長の器よりも大きくならないもので、個人としての変化と会社としての変化は連動しています。日本酒の魅力を国内外に広く伝え、人々の生活を豊かにするためには、事業の拡大が必要不可欠です。現在のClearは、短期的な目標として上場を掲げています。

上場を目指すと宣言してから、業務内容・雰囲気・コミュニケーションでも社内に大きな変化が起こりました。
一致団結して事業を拡大するんだという空気が定着しましたね。

忘年会の集合写真

また、Clearで働くメンバーが増えました。現在のスタッフは、社員とアルバイトを合わせて11人。現在、社員採用も進めてるので、直近で15人ほどになります。6年前に会社を設立したときの社員は2人。当時と比べれば、Clearの事業を生業としてくれる人が増えることで、できることは格段に増えました。

最後に、Clearの今後の展望を教えてください。

長期的にはClearを100年続く会社にすることを目指しています。この目標を達成するには、事業規模や組織としての強さ、社内のカルチャーなど、あらゆる要素について、会社が永く続けられるようなレベルまでもっていく必要があります。その延長線上に、日本酒事業の世界No. 1企業としての未来を見据えています。

SAKETIMESのTOPぺージ

事業ごとに今後の役割を整理すると、SAKETIMESはこれまでに引き続き、日本酒専門WEBメディアとして「日本酒の情報流通に革新をお越し、その魅力をすべての人へ」という役割を全うし、日本酒をもっと知りたいという気持ちに応えるメディアとして成長を目指していきます。

Clear Inc.が2018年6月に立ち上げた日本酒ブランド「SAKE100(サケハンドレッド)」のロゴマーク

新事業のプレミアム日本酒ブランド「SAKE100」は、市場が求めている高単価・高付加価値の日本酒市場を開拓し、日本酒の魅力を国内外に広めていきます。国内市場を見ると、アルコールの消費量の減少に伴って、「パック酒」「経済酒」と言われるような普通酒カテゴリーの消費量が減少している一方で、それらに比べて高価格である本醸造酒を除く特定名称酒は販売量が増加しています。輸出を見ても、量よりも金額の伸びが大きい。これは国内外において日本酒が高単価・高品質なものとして認知されてきている、またはそういった商品が求められている証拠です。

日本酒業界は過渡期にあります。経済酒が市場を席捲していた時期から、純米酒ブーム・吟醸酒ブームを経て、現在では純米大吟醸ブームもピークを迎えています。より多種多様な酒が市場に流通しはじめており、業界全体が大きな移り変わりの渦中にいます。Clearはパラダイムシフトの中にある日本酒業界のなかで第二創業期を迎え、新事業「SAKE100」のリリースと資金調達を行いました。私たちはまさに、”日本酒を通して世界を変える最前線”にいます。その自覚をもって、日本酒の魅力を世界中に伝えるべく、これからも事業を推進していきます。

E-logo

弊社代表・生駒へのインタビューを最後までお読みいただき、ありがとうございました。私たちはこれからも、日本酒を通してより多くの方々に生活の豊かさを提供できるよう邁進していきますので、株式会社Clearを今後ともよろしくお願いいたします。

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