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報道関係者向け説明会「日本酒市場における”プレミアム日本酒”の可能性」を開催
2019.02.27
報道関係者向け説明会「日本酒市場における”プレミアム日本酒”の可能性」を開催
昨年7月に新サービス「SAKE100」をリリースし、第二創業期として新たなフェーズに向かうClearは、2019年より正式に広報担当者を配置し、その役を、私、古川が担うことになりました。
日本酒市場は今、過渡期にあり、新たな動きが出始めている注目すべきマーケットです。その概況と可能性を広く知ってもらうために、2月19日(火)にプレス向け説明会「日本酒市場における”プレミアム日本酒”の可能性」を開催しました。
Clearは日本酒に特化した事業を行い6年目を迎えました。日本酒に魅せられ、ビジネスとしてもその可能性に惹かれ、メーカーをはじめとする関係者の方々と会話を重ねていく中で、日本酒市場への知見が高められ、そのポテンシャルの高さと同時に課題も見えてきました。
日本酒全体の売上は下降傾向にありますが、その中でも、利益確保に成功している事例や、新規プレーヤーの登場、海外輸出の伸長など、転換期ともいえる大きな動きも出てきています。この、今注目すべきマーケットを、広くメディアの方々や、ひいては消費者の皆様にもお伝えしたく、当説明会を開催しました。
お集まりいただいたのは、大手新聞社やウェブメディアを中心としたプレス関係者のみなさま。用意した席がお申し込みで埋まるほど、広くご注目いただきました。
ここで、少しだけ、説明会でClear代表の生駒から話した内容をご紹介しましょう。
清酒の消費量は1975年をピークに下降を続け、2016年には約3分の1にまで減少しています。しかし、純米酒や吟醸酒といった、比較的高価格のお酒は増加傾向にあり、日本酒の存在が「毎日の晩酌」から「特別な日に飲むもの」へとシフトしてきていることが分かります。
この「高級志向」は海外市場でも広がっています。日本酒の輸出量と輸出金額は伸びを続けていますが、前年比率を見ると、輸出量は最大でも中国で+24%なのに対し、輸出金額は中国・香港で+35%、台湾では+43%と大きな伸びを見せています。
これらの結果から、日本酒市場には、高価格帯マーケットに可能性があることが分かります。
説明会の後は、Clearのプレミアム日本酒ブランド「SAKE100(サケハンドレッド)」のフラッグシップ商品「百光」の試飲も行いました。SAKE100に興味を持ってくださる方もおり、終了後も、質問を数多くいただきました。
このようなプレス向け説明会の実施や広報担当者の配置は、会社として、日本酒を取り巻く環境や課題、最新動向などを社会に向けて発信し続けていくという意志を表したものです。一過性の取り組みではなく、1人でも多くの方が日本酒に興味を持ち、「今夜は美味しい1杯を」と思っていただけるよう、これからも広報活動に力を入れてまいります。
日本酒産業に関するヒアリングや、Clearへの取材・インタビューなど、お気軽にご連絡ください。
広報担当:古川
メール:info@clear-inc.net
ご来場いただきました各メディアのみなさま、本当にありがとうございました!
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