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国税庁主催の「日本酒のグローバルなブランド戦略に関する検討会」委員に代表 生駒が選出

2019.09.9

国税庁主催の「日本酒のグローバルなブランド戦略に関する検討会」委員に代表 生駒が選出

国税庁が開催・運営する「日本酒のグローバルなブランド戦略に関する検討会」の検討委員に、代表の生駒が選出されました。日本酒ブランドの実践者として得た知見を、国税庁の施策に活用いただくべく就任要請を受託させていただきました。生駒はスタートアップ企業として唯一の参加者であり、委員には田崎真也さんなど世界的に有名な方も名を連ねています。第一回会合には有識者として中田英寿さんも参加されます。

第1回会合が9月9日に開催され、今後数回の会合を経て、年内を目途に中間とりまとめを行う予定とのことです。

会の趣旨について、国税庁は次の通り発表しています。

日本酒の 2018 年の輸出金額は 222 億円(対前年比+19%)と9年連続で過去最高を記録しているが、更なる輸出拡大のためには、一層の販路開拓やプロモーションはもちろん、高付加価値化とそれに見合った価格設定が重要であり、そのためのブランド戦略が必要である。
近年では、こうした観点から、純米、吟醸(精米歩合)といった枠組の他、ペアリング (うま味等)、クラフトマンシップ、歴史・文化、更には、米、テロワール、ドメーヌ、 熟成、ヴィンテージ、スパークリング等の訴求により、新たなストーリーや高価格帯商品の展開も見られるようになってきている。
本検討会においては、こうしたブランディングの業界全体での推進に資するため、日本酒の共通プラットフォームとなり得る、訴求力のあるブランド・ストーリー(価値機 軸)や価格戦略のあり方を整理・検討し、その上で、国税庁がとるべき施策を提言する。

検討委員には、次の方々が就任されています。(敬称略、五十音順)

  • (座長)小泉 武夫 / 東京農業大学 名誉教授
  • (座長代理)嘉納 健二 / 白鶴酒造株式会社 代表取締役社長
  • デービッド・アトキンソン / 株式会社小西美術工藝社 代表取締役
  • 生駒 龍史 / 株式会社Clear 代表取締役CEO
  • 佐藤 淳 / 株式会社日本経済研究所 地域本部 上席研究主幹 (常務執行役員)
  • 田崎 真也 / 一般社団法人日本ソムリエ協会 会長
  • 中川 哲悟 / JFCジャパン株式会社 専務取締役 営業本部長
  • 仲野 益美 / 出羽桜酒造株式会社 代表取締役社長
  • 水野 直人 / 黒龍酒造株式会社 代表取締役社長
  • 村田 哲太郎 / 株式会社bacchus 代表取締役社長

オブザーバーには、内閣府、農林水産省、経済産業省、文化庁、JETRO、JFOODが参加しています。

弊社では、日本酒ブランド「SAKE100(サケハンドレッド)」の事業を通して日本酒の”ラグジュアリーマーケット”を創造し、日本酒産業全体の規模を押し上げていくことを目指しています。SAKE100事業を通して培ってきた国内外をターゲットとしたマーケティングおよびブランディングに関する知見、さらには5年間にわたるSAKETIMESのメディア事業を通して深めてきたグローバル規模での日本酒市場に関する見識を評価いただいたものと自負しております。

日本酒には、世界でリスペクトされるポテンシャルがあります。世界中で、より良い日本酒を求める萌芽が顕在化しつつある中、弊社の知見・経験・見識が、少しでも日本酒のグローバル・ブランド化の一助となるよう、尽力してまいります。

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